脳の成長が終わる、20歳以降の脳機能低下についてご紹介しています。
それまでの経験でカバーしてごまかしがきくのは40代半ばまでで、それ以降は脳機能低下の影響が強くなるため、脳の衰えを強く自覚するようになるようです。
その一方で、20代から徐々に向上する認知機能もあります。日本語の単語に関する知識などを示す語彙は、60~70代で最大値になり、その後ゆっくりと低下してくようです。
脳の衰えとどのように上手に向き合うか。「今を大切に生きること」それが一番大切かもしれませんね。
また、仲が良かった兄妹が、親の財産の管理を巡って訴訟にまで発展した例をご紹介しています。
会社経営をしていた父親の莫大な遺産は法律に従い相続が行われたが、その後認知症を発症した母親の財産管理が問題になった。母親と同居していた息子夫婦が管理することになったが、その財産の使い道に娘夫婦が疑いを持ち始めた。互いの主張は平行線で、ついには訴訟に…。
何がきっかけで人生が変わるか予想できません。ご両親の老後、ご自身の老後、しっかりと向き合うきっかけにしてみてはいかがでしょうか。